自画自賛が強すぎる経営者!
経営を失敗する経営者の中に「自画自賛」が強すぎる人が多い。
これも前回の"見栄を張る"に近いものがあるのですが、とにかく自慢したくてしょうがないのです。
しかし、その内容は大した内容でもないのですが、自慢することによって廻りから"凄い!"と言われたいという気分になるらしい。
この経営者が気づかないでいるのだが、周りの人は嫌気が差すほど近づきたくないと言う感じになってしまうのです。
このタイプの人は、自尊心が強いと言うこともあるのでしょうが、とにかく、周りを認めようとはしないことから、周りからも認めてもらえない。
こうしたことが信用につながり、気づいてみると孤独な経営者になっている。そんな経営者です。
有名なステーキレストランの社長やチェーン化を自慢に展開していた餃子チェーンの社長など、このタイプの経営者です。現在は、支援者がいなくなり、大変な状況に追い込まれている様子です。
会社が良い時ほど、控えめな言動や行動が大切なのが賢い社長です。
そして、この社長が万が一の場合でも支援者が現れて最悪な場面を逃れられることになるのです。
失敗は誰にでもあることです。
しかし、経営者の失敗は最悪の場合、倒産と言う悲惨な状況に至ってしまいます。
ですから、常に助け合いの心を心がけて、自慢も控えめにすることが大切ですね。
見栄を張る経営者に得はない!(4)
飲食店に限らないが、経営者には見栄を張る人が多い。見栄と気前の良いのは全く異なるが、人前ばかりを気にして損をしいている経営者は多いようです。
経営者には、損得、利害などの関係が付いて回っているのですが、一歩間違えば、折角の利益も失ってしまうことになります。
とくに、自分の実力をより以上に見せようとして、大金を使ってしまったり、店舗の投資なども必要以上にかけてしまう経営者が失敗を招く経営者に多いのです。
名古屋市内に中堅規模の外食企業がありました。
この会社は、当時4店舗のファミリー型中華料理店を経営していたが、あるとき、突然、自社ビルを建設する計画を立ててしまったのです。しかも4階建てのファクトリーを付帯させた本格的な本部ビルでした。
決断が出来ない経営者が失敗する!(3)
経営者最大の仕事と言えば、それは「決断」に他ならない。
決断の出来ない経営者は、とにかく回りに振り回されて経営は混乱するし、トラブルも起き易いものです。
特に、経営者の中で最も困るのが経営方針などを従業員にゆだねてしまうことです。
そして、その結末が悪い状態になると従業員のせいにして、経営者の正当性を主張するなどの経営者もいるのです。
このような経営者に限って、優柔不断な性格をしているものです。
したがって、判断が出来ないことから決断も下せないでいるのです。
徳島県の某企業の社長夫妻が私の事務所を尋ねてきました。
どうしても経営コンサルティングを契約して欲しいと言うことでした。
2、従業員との駆け引きで失敗した経営者!
飲食店の経営者は何故か、経営実態を従業員に知られないような注意をしたがる。何故なのか、それは利益が出ると従業員が給料を上げてくれとでも言うからなのだろうか、理解に苦しむことが多い。
しかし、そればかりか、従業員との駆け引きをしている経営者がいる。この駆け引きが原因で失敗した経営者もいる。
そもそも、従業員のやる気を起こさせるには、経営を通じて従業員の手柄を褒め称え、そしてその報酬を考えてあげることが出来れば、優秀な経営者と言うことができよう。
しかし、この経営者は従業員の前と実際の内容がまったくと言うほど異なっているのだ。
たとえば、毎月の店長会議で売り上げ目標を掲げさせるのだが、この目標の高さに店長たちは付いていくことができない。
今日は毎月定例で実施される「飲食店経営無料相談会」の日です。
今日の相談者は東北から来てくださるとの事です。
以前に努めていたコンサル会社の会員ですが、懐かしくお会いできればと考えています。
今後の経営見通しや経営バトンタッチについてだそうですが、後継者問題が今盛んに取り上げられていますが、結構難しい問題だと思います。
また、今日は第5回テンポス情報館メニューマーケティング勉強会です。
現在まで本当にメニューを学ぼうとしている社員が少なくなっているようですが、仕方がないことです。
今後も続けていくことになりますが、私が20年間学んだメニュー戦略ですから、数ヶ月で全てが習得できるとは考えていないからです。
それでも、飲食店はメニューによって展開されることを理解していただければ、業界でビジネスを展開するのであれば、必須条件になるでしょう。
今日の仕事が終わると直ぐに、来月の4日まで長期出張です。
家にいる間もないことから、宅急便屋さんにご迷惑をかけています。
飲食店は、成功よりも失敗する経営者の方が多いかもしれない。
失敗するにはそれぞれの原因があります。失敗事例ほど経営の参考になるものはありません。
今回は、思い込みが激しい経営者の失敗実例を簡単にまとめて書いてみます。
この経営者は、小さな店の経営者でしたが、とても理想が高く前向きな経営への貪欲さが一流でした。
そのいい面が経営に出れば相当成長する経営者と考えられましたが、現実と理想を無視して経営をしてしまう行動派でもあったのです。
飲食店の成功事例ばかりを書いていると、何と無く当たり前的にしかならない。こんなに成功ばかりがあれば、苦労する経営者はいない。
そこで、これからシリーズで「飲食店経営失敗法」と題して、これを拾い上げ、実例を述べていくことにしよう。
1.思い込み経営による失敗。
飲食店の経営は経営者の鋭い勘やひらめき、そして創造力を要する仕事です。ところが、この曖昧なノウハウや仕組みがときとして、経営者を惑わしてしまうことにもなりかねない。
それが"思い込み経営"なのです。
思い込みも大切な経営者のカリスマであるが、経営と言う基本的なものの見方や考え方を無視して、そこに成功は見えてこない。
とくに、"念ずれば花開く"とか"1+1が100にもなる"などを合言葉に、その陰に潜在している意味を理解しないで、それを単純に信じて行動をしている経営者、また、お客様を無視した独りよがり的な経営戦略や運営が飲食店経営者には多いものです。
こぬした経営者が将来に行き詰まり相談に来るのが殆どです。
思い込みほど始末に負いないことはありません。
何故ならば、思い込みはその経営者の信念とも受け取れる部分だからです。
市場主義に徹せ!とは言いません。オリジナルや独自性が生かされる飲食業ですから、経営者の独自性も不可欠です。
しかし、その経営規模や立地によっては、その市場性に順じていかなければ経営の成功はありません。
失敗する殆どの人が、自分が好きなようにやれるから経営者になった。こういう意見を持つ飲食店経営者が多いのです。
それならば、困っても相談に来る必要はありません。自分自身の責任で全てを判断するのが経営者ですから・・・・。
そんな思い込みで失敗している経営者を次回で紹介することにします。